No.29  タマムシ

写真1 飛ぶタマムシ (くろんど園地)
写真1 飛ぶタマムシ (くろんど園地)

 

 タマムシを見た人は多いと思いますが、飛んでいるタマムシを見た人は少ないのではないでしょうか。写真1は、レンジャーのM.M.さんがくろんど園地で飛んでいるタマムシ撮ったものです。

 くろんど園地では7月、8月の良く晴れた日にアキニレの木の上の方でたくさん飛び回っているのが見られます。

 

 タマムシはエノキ、ケヤキ、アキニレなどのニレ科の木の葉を食べますが、幼虫はエノキやケヤキなどの枯れ木の中で育ち、2~3年で成虫になると言われています。

 

 

 タマムシは英語でJewelbeetleと呼ばれています。日本では最も美しい甲虫と言われていていますが、法隆寺の玉虫の厨子はタマムシの羽で装飾されていることで有名です。(但し当時使われていたタマムシの羽は朽ちているので今は新しい羽を使ったレプリカが作られているようです) 

写真2 金属光沢あるタマムシ (くろんど園地)
写真2 金属光沢あるタマムシ (くろんど園地)

 タマムシは写真2 のように背中に虹の様な赤と緑の縞模様があり、全体が金属光沢を帯びているように見えます。この色は羽に色素がある訳ではなく、構造色と言って羽の表面に光を反射する多層構造があり、特定の色の光が反射強調されて金属感のある緑や赤に見えています。タマムシは自分たちの色を目印に集まってきて交尾するのだそうです。

 自然の生きもので構造色は、カナブンの色、ハトの胸羽、カワセミの青色、ミドリシジミの上羽..などがありますが、それぞれ色々な反射構造を持っています。これらの色は元々色素を持っていないので時間が経っても退色することはありません。

 

 「参考」

写真3 タマムシの体表面
写真3 タマムシの体表面

 

 

 タマムシの体表を拡大すると、写真3の様なブツブツ(凹み)がありますが、タマムシの色見と関係があるのかないのか良く分かりません。

 

 

 

 

写真4  ウバタマムシ (くろんど園地)
写真4 ウバタマムシ (くろんど園地)

 一方、タマムシとは別に写真3 のような「ウバタマムシ」と言うのもいます。タマムシのように綺麗な色はしてないので昔はタマムシのメスだと思われていたようですが、タマムシとは別種です。

 残念ながら、近年ウバタマムシは絶滅危惧種になってほとんど見ることがありません。ウバタマムシはマツの葉を食べるのですが、松林がなくなってウバタマムシも減ってしまったのです。(2018/7/19タ)

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