2020年パークレンジャ―養成基礎講座短信

2020/9/12(日)第四回講座「森林整備体験」くろんど園地

 くろんど園地さんさくの森の人工林で「森林整備体験」を実施しました。

 午前は座学で里山の手入れ、伐倒の基礎知識、ロープワーク、安全管理を学び、午後は3班に分かれて森林整備部の先輩スタッフとともにヒノキ伐倒の体験をしました。


 はじめての体験の方も多く不慣れな作業でしたが、森の手入れの大切さと木を切る時の安全について学びました。暑い中、体を動かして疲れもありましたが木を倒す充実感を味わいました。

当日の資料: 里山について学ぶ木の切り方と道具・安全ロープワーク

 講座生より一言:  

 里山での木を切ることの意義を学びました。実際に木を倒してみて、学んだ通りやって見た積もりがノコギリの入れようが間違っていてうまくいかなかった。上の方で木がかかって中々倒れずいろいろ手を尽くしてやっと倒すことができた。

実際にやって見ると色々なことが起こることに気づいた。(E.I)

2020/8/2(日)第三回講座「野外活動の安全管理」

安全管理座学
安全管理座学

 パークレンジャーは大阪府民の森を中心に、ハイキング・登山、森遊び、野外料理、クラフトといった様々なイベントを行っています。今回は、自然の世界でイベントを主催する際に必要となる「野外活動の安全管理」について学んでもらいました。

 午前中は、むろいけチームのみなさんのガイドにより、カモフラージュ、コナラの葉っぱクイズ、クモの巣の観察、コブシの実の観察、どんぐりの芽と根の生え方など、ウォークラリー形式で自然観察をじっくりと楽しんでもらいました。

 

 この日は梅雨明けの炎天下、午後からコロナ拡大防止策を講じた屋内に場所を移します(上記写真参照)。まず、午前中の自然観察で安全管理について気づいた事を各自が発表し相互共有してもらいます。それから、野外活動の安全管理の考え方と、主催者として取り組むべき安全管理の内容を、安全管理マニュアルを参照しつつ、解説しました。

 今年の養成講座は、コロナ感染拡大防止のため、救急法の研修を行えません。また、講座回数も削減されて、各園地やイベント内容を知る機会も少なくなっています。それで、様々なイベントでの具体事例や、AEDや救急手当の基本についても補足資料で触れるようにしました。

 

 「野外活動の安全管理」は多岐にわたり、現場での経験も必要で座学だけ学べるものでもありません。また、イベント企画段階において危険と楽しさとのバランスをどう取るか、危険生物とは自然に踏み入る人間からの見方であって生き物から見たらどうなのか、などのように、自然をどのように捉えるかというなかなか奥深い思慮も必要になるかもしれません。

 まずは、「野外活動の安全管理」の考え方や全体像といった基本を理解し、イベント参加をしていく中で、マニュアルやレンジャーにより蓄積されたノウハウを活用しつつ、スキルを高めていけるのではと考えています。今日の講座がその第一歩となれば幸いです。

 講座生より一言:  

 ファミリートレイル(内回り)はよく通っている所ですが、こんなにゆっくり歩いたのは初めてで、普段何気なく見ている風景を別の角度から観察して多くの事を学ぶことができた。特にクモの巣の糸の話とドングリの話にはびっくりした。
 安全管理は、学べば学ぶほど恐怖心が募るが、「きっちりやれば恐れることはない」の言葉を信じて活動していきたい。早く来年にきっちりとした安全管理研修や救急法を受講したい。(M.Y)

2020/7/5(日)第二回講座「自然を解説してみよう」

アカメガシワの観察
アカメガシワの観察

 第二回講座「自然を解説してみよう」を私市のいわふねの里で実施しました。

パークレンジャーの活動には色々な分野がありますが、自然の解説は「人に自然のことを分かり易く伝える」と言うことで大切な分野です。
 

 この日午前中は、スタッフと一緒に川べりをネイチャービンゴで自然観察して歩き、森で樹木や生きもの観察をしました。午後は自然解説の考え方や進め方の話を聞いた後、それぞれテーマを決めて解説計画を作って実際に外で自然解説をしました。

 

 自然解説は動植物などの名前や種類をたくさん知らないとできないと思うかもしれませんが、そうではありません。大切なのは「自然の成り立ちや仕組み」、「生きもの同士のつながり(自然と自然の関係)」、「人と自然の関係」など、自然の見方や考え方をよく知ることが大事です。

 

 話す時は、何を伝えたいかを明確にして専門用語は使わず、時には参加者にたずねるなど、 反応を見ながら相手に伝わるように話しをします。

 

自然解説で色々な話ができるようになるには、

①色々な自然に興味を持ち、日ごろから新聞記事や本を読んだり、TVや講演

 会など、幅広く自然情報に触れるようにする。

②フィールドに出て実際に自然を見る。ただ見るのではなく、分からない

 ことや不思議に思ったことを調べる探求心を持つ。

③普段の観察や気づいたことをテーマに解説ストーリーにして見る。

④催しやスキルアップ研修などで機会がある度に解説をしてみる。

 

「千里の道も一歩から」先ず自分が好きなことから始めると良いと思います。

当日の資料:自然解説についてネイチャービンゴ補足資料 、計画様式 

 講座生より一言:  

 実際に自分が自然解説をする際に、対象者の方に何を伝えたいか、何を体験して欲しいかを、明確に持っておく必要があると思った。また、テーマに対して興味を持ってもらうためには、日ごろから自然に対して色々な視点や話の引き出しを持っておかないといけないと感じた。
 実際に解説者をやってみてフィードバックをもらったが、自分が考えてなかった気づきをもらえて非常に有効だった。(M.U)

2020/6/21(日)第一回講座「開講式/自然観察/自然の見方」

28期講座生の皆さん(後方スタッフ)
28期講座生の皆さん(後方スタッフ)

 私市植物園で2020年度の養成講座の開講式と第一回目の講座を実施しました。

今年は新型コロナウィルスによる外出自粛の影響で2ヶ月遅れの開講となりましたが、初回と言うことで、午前中はアイスブレイクを兼ねて

野外ゲームを実施。午後はカモフラージュをしてから園内を自然観察して自然の見方考え方を学びました。

当日の資料はコチラを参照 

 講座生より一言:  

 講座初回と言うことで、スタッフ紹介の後、参加者同士が名前や住まい、好きなことや期待することを項目ごとに自己紹介するのはスムーズに本題への導入になって良い方法だと思った。カモフラージュについて、ゲーム形式による伝達要領は良いと思った。

 この日は自然を五感で感じることができて、とても気持ちが良く講習を受けることができました。(T.I)

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