花に生えた「毛」って見たことありますか?
4月半ばの府民の森むろいけ園地で、浅い水の中から伸びている植物が、白い花を咲かせていました。近づいてみてビックリ、花弁にはモジャモジャの毛がびっしりと生えていました。その毛の中を、アリが一匹もがくように動いていました。アリのいない花弁に触れてみると、毛は繊細で滑らかでした。
一体何のための毛だと思いますか?
表だけに生えていることにも意味があるのでしょうか。そして、蕾の時はどうやって収納されているのでしょう。
気になって調べてみると、植物の名前はミツガシワ。毛の秘密ははっきりとは書かれていませんでした。図鑑の写真を見ていると、仲間(ミツガシワ科)のガガブタ(大阪府では絶滅危惧II類。府民の森にはなさそうです)の花にも毛がありました。
思い起こせば以前、ガガイモの花にもじゃもじゃ生えている毛にも驚きました。
その他に、雰囲気は違いますがネコヤナギは生け花などでもお馴染みの「毛のある花」ではないでしょうか。ネコヤナギに似たバッコヤナギの花はちはや園地で見られます。府民の森の中だけでも、探せばもっと出てきそうです。
花だけでなく、葉っぱに生える毛も見逃せません。裏だけに生えているもの、新芽のうちだけ裏表両方に生えていて新緑の時期に取れるものなど、生え方様々、手触り、色、形(「星状毛」や「鱗毛」と呼ばれるものも)なども色々です。ルーペで覗く楽しみもあります。
植物の「毛」にフォーカスを当てても、発見がたくさんあり、同じだけ謎がありそうですね!
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