府民の森くろんど園地で、新鮮な松ぼっくりの”エビフライ”を見つけた時のことです。
すぐ近くに緑鮮やかな枝が落ちていました。不思議に思って手に取ると、鋭く噛み切られた跡がありました。
松ぼっくりを”エビフライ”にしたのはリスです。枝を噛み切ったのもリスだろうかと思っていると、やはりそうでした。
まずリスは枝ごと松ぼっくりを落とし、次に地面で枝を切り、松ぼっくりだけをお気に入りの場所に運んで食べるのだ、と園地職員さんに聞きました。
リスにとっては枝ごと切る方が楽なんだろうなと、枝と松ぼっくりのつなぎ目の短さと強さを思い出しながら、リスの気持ちになることができました。”エビフライ”ハンターの気持ちになってみると、緑色の枝を目印にしたらすぐに見つかるという、目からウロコの発見もできました。
所変わって、アメリカにはロッジポールパインというマツがあります。山火事に遭って初めて松ぼっくりが開いて、種を飛ばすそうです。つまり火事(強烈な熱と乾燥)がないと、種が飛ばず、次世代が生まれないのです。すさまじい生き方をしていますね。
さて、マツと言えばこの時期、何を連想するでしょうか? ――門松を連想した人が多いのでは? 門松はお正月準備の一つ。なぜマツなのか知っていますか? 調べると、日本の文化は自然の恩恵によってつちかわれたものだということがよく分かります。今年のお正月は、日本文化と「自然の大切さ」について考えてみてはいかがでしょう。
それでは、皆さん、よいお年をお迎えください!
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