※参加者の写真は事前に許可をいただいうえで掲載しています。
1月7日(土)「初登り&豚汁」を実施しました。
今回は定員いっぱいのお申込みをいただきました。
今年は元日から好天が続き、気温も比較的暖かかったので、はたして樹氷が見られるのかどうか...?
年々リピーターの参加が増えつつあるこのイベント、今回も4名の方が2回目以上のご参加で、ご友人を連れてご参加くださいました。中には4回目の参加というかたも...。
当日は、快晴で空気も澄みわたっていました。河内長野駅からバスに乗り込んだところ、民家の屋根や田畑に霜が降りてました。オ~これは樹氷に期待がもてそう。
集合場所の金剛登山口の気温は0℃。地面には雪も氷も全く無し。アイゼン不要。チョッと寂しい感じですが、とりあえず出発。
ちょうど12時頃に山頂到着。参加者の中には、これを期に金剛登山の回数カードを申し込まれる方もおられました。
この日の山頂広場からの眺めは最高。空気が澄んでいるせいか遠く六甲山や明石海峡大橋、スタッフも始めてみる北摂や京都方面の山並みを見渡すことができました。
山頂広場で記念撮影を済ませた後、転法輪寺、葛木神社を経由して一路ちはや園地を目指しました。
途中のブナ林では、プチバードウォッチング。今日はハイカーや大きな望遠レンズと三脚を持った方が沢山集まっています。
参加者は暫し野鳥とふれあい大喜び!スタッフの解説にも熱がこもります。オット!早く行かなければ、豚汁が待っている~。
急ぎダイトレを下り、ちはや園地キャンプ場へ...。
キャンプ場では別働のスタッフが寒風の中、参加者の到着にタイミングを合わせて、豚汁と芋ご飯を作って今か今かと待っていてくれます。
到着後早速、温かい豚汁と芋ご飯で体を温めました。いつもながら、この味は最高です。おかわりもしてお腹満腹。
今回は、樹氷が見られず残念でしたが、山頂からの景色は良く参加された方にも好評だったようです。
例年どおり千早本道を進みますが、雪や氷は無くところどころ霜柱が見られる程度です。
8合目付近の落葉樹林帯に入ると日差しがまぶしいくらいで、止まって観察していると汗ばむほど。我々スタッフもこんなに暖かい初登りは初めて体験しました。
〔参加者の感想〕
・「初登り&豚汁」イベントは、4回目の参加。来年もまた参加したい。友人にも紹介している。
・初参加。雪がなかったのは残念だが、次回を楽しみにする。友人にも紹介したい。
・子供連れの参加だったが、グループで楽しく登れた。休憩中に自然解説を聞けてよかった。
・階段を登るのはしんどかったが、登るペース配分はちょうどよかった。
・野鳥とのふれあい、ムササビの解説がよかった。
・雪が見られなかったのは残念だが、景色がよく、雲海や霜柱が見られたのがよかった。
・豚汁と芋ごはんがおいしかった。具材が梅型・鳥型にカットしてくれていたのが楽しかった。
・ムササビが居るそうですが、一度見てみたい。
・出発までの待ち時間が長かったので、寒くて少し気持ちが萎えた。
→皆さん集合時間は厳守でお願いします。(スタッフより)
今回ご参加いただいた皆さん、来年は是非リベンジして美しい樹氷を見にまた参加してくださいね。
また、今回残念ながらご参加いただけなかった皆さん、次回は是非ご参加ください。(ogi)
12月17日(土)初登り&豚汁の下見を行いました。1日前に金剛山が今シーズン初冠雪し、スタッフもやる気満々。
登山班は金剛登山口に9時集合で出発。のぼり始めてから5合目辺りからちらほら積雪が見られるようになり、8合目辺りで念のためアイゼンを装着。
積雪量がまだまだ少ないので、アイゼンをつけると返って歩きにくい状態でした。
途中オオアカゲラなどの野鳥を観察しながら、山頂に到着。天気も良く、空気が澄んでいるのか山頂からの眺めは最高。
以外に早く着いたので、大日岳にも立ち寄りました。大日岳付近の気温は-0.5℃。うっすらと木々に氷がついている状態。
この日は野鳥が結構多く観察できて、山頂のブナ林付近では、コゲラ、カケス、ゴジュウカラ、ヤマガラなどが観察できました。
ダイトレを経由して、12時半頃ちはや園地キャンプ場に到着。
別働の豚汁班に朝から準備してもらった、温かい豚汁と炊き込みご飯をお腹いっぱいいただきました。
「ん~美味い!!」
寒い中を歩いてきて、この温かい食べ物はサイコー!。至福のひと時です。やめられませんな~!
これから寒波が到来し本番の1月7日(土)には見事な樹氷が見られることを期待しています。(ogi)
10月22日(土)、金剛山ちはや園地で秋を楽しむハイキングを実施しました。1週間前の予報では雨で開催できるかどうか心配しましたが、当日は晴天とはいきませんが、何とか曇り空で実施することができました。
参加者は11名。50~60歳代が中心でしたが、20代、30代の参加者も居られました。また、パークレンジャーのイベントに過去に参加されたリピーターの方も多く毎回ちはやのハイキングに参加くださる方も...。
2時間半ほどで山頂広場に到着。皆さんで昼食後、お湯を沸かして恒例のティータイム。山頂ではわずかに小雨も降り肌寒く、温かいお茶で温まりました。参加された方も思わずコーヒーをおかわり....。
昼食後は転法輪寺を経由して、ブナ林でプチバードウォッチング。野鳥に親しみました。
その後ダイヤモンドトレールを経由して一路ちはや園地へ...。
このハイキングは初心者向けのコースでもあり、金剛山が始めての方や、山歩きが始めてという方、また、昨年我々のイベントに参加されてそれから病み付きになり、何度も金剛山に登られたという方も...。更には、外国人の方もご参加ご参加くださり、この先北アルプスや南アルプスをめざすとのことでした。
まるで水墨画のような、ちはや園地展望台からの眺め
定刻の10時に準備運動などをした後出発。百が辻から伏見林道に入り、途中で寺谷を登っていきます。
今回の見所は、秋の植物の実や種の観察です。当日はノブキ、イノコヅチのタネ、アブラャン、マタタビ、マムシグサなどの実が観察できました。
次回は、1月7日(土)の「初登り&豚汁」です。金剛山の樹氷と温かい豚汁を楽しんでいただきます。お申込みは1ヶ月前からです。是非ご参加ください。 (ogi)
8月11日(木)夏まつりクラフトを実施しました。当日は金剛山夏まつりで、ちはや園地ピクニック広場では色々な催しが行われました。
我々JPAは例年どおりクラフトイベントを行ない、今回はバードコール作りを実施しました。
今年は、山の日に開催となり例年の7月実施と日程変更されました。来場者は少し少なめでしたが、バードコール作りには48名の方が参加されました。
バードコールは野鳥の警戒心や好奇心などの習性を利用して呼び寄せる擬似楽器です。作り方は簡単で、木の枝などの木片に穴を開けボルトをねじ込むだけです。
最初は少し硬いですが、慣れてくると小さいお子さんでもいい音を出すことができます。思い思いのペインティングを施しストラップをつければ完成です。
野鳥の解説も交えて自然の中でのクラフト作りを楽しみました。
このほかにも、ボランティアによるいろんな自然素材クラフト作りやオカリナ演奏、玉すだれや皿回しなどの大道芸も披露されました。
当日は快晴で、気温も27℃と涼しく気持ちのいい一日でした。
7月23日(土)「ナイトハイク&星空観察」を実施しました。
夕方まで晴れていましたが、徐々に雲が増えてきて開始時には曇天になりました。気温は昼間で22℃。イベント開始時には少し肌寒いくらいでした。
今年も沢山のお申込みをいただき、定員を上回る総勢35名の参加となりました。特に今回はベトナムからのグループも参加されて賑やかなイベントでした。
午後7時、オリエンテーションのあと早速ナイトハイク開始。まだあたりは薄明るい状態ですが、少し森に入ると一気に暗くなります。参加者からは少し恐怖の声が....。
最後はピクニック広場に戻り星空観察。
開始当初は空を覆っていたくもも次第に切れ間が多くなり、夏の大三角、さそり座、火星、土星などが綺麗に観察できました。
ベトナムから来られた皆さんとも事前にスタッフが準備したベトナム語集を使って、スタッフや参加者間で互いにコミュニケーションをとることができ親睦が図れました。
昨年に続いてご参加いただいた方複数もおられて、楽しんでおられました。
皆さんまた来年も是非参加してくださいね。(ogi)
夜の昆虫などを観察しましたが、少し気温が低いせいか、あまり活動は活発ではなく、例年恒例のヒメボタル観察も数匹観察できましたが、少し寂しい結果になりました。
〔参加者の感想〕
・去年も参加した。去年はホタルをビンに入れて沢山見れた。今年はザトウムシが集まっている姿を沢山見れた。星空もまあまあ見れて良かった。
・ホタルがよかった。友人から見えると聞いていてほんとに見られて良かった。
・家の近くでは星がぜんぜん見えないが、今日はこれまでで一番多く見えた。
知らない星や星座も見れて、またホタルも見れてとても楽しかった。
7月16日(土)、ナイトハイク下見を実施しました。
天気は曇天、気温22℃。多少湿度は感じるものの気持ちのいい一日でした。
打ち合わせの後、19時頃からコース確認。日没は19時過ぎですので、辺りはまだ薄明るい状態で、先ずは植物観察。
ヤマジノホトトギス、ヤマアジサイ、キツリフネ、アカショウマ、ギンリョウソウ、リョウブの花などが観察できました。
展望台からは曇天の中の夕景を観察、うっすらと茜色に染まる雲が綺麗でした。
19時半頃になると一気に暗くなり、いよいよナイトハイクに...。
その時でした、スタッフの一人が「アッ、見つけた~」と...。
見つけたのは、羽化する直前のセミでした。見事に見つけたスタッフはその後「セミプロ」と呼ばれることに...。
その後、羽化直後のセミも見つかり、今回は久しぶりにセミの羽化をじっくり観察。神秘的でした。
残念ながらセミの同定はできませんでしたが、本番までに確認しておきたいと思います。セミプロに期待!
恒例のヒメボタルも数は少なめでしたが、点滅しながら飛ぶ姿をいくつか確認。捕獲して観察しました。本番で見られればいいのですが。
星空は曇天のため少しだけ見られただけでした。月も出ていたので明るく、ライト無しでも歩けるほどでした。スタッフも動物の目になっていたようです。
23日の本番までに梅雨明けしてくれることを期待しています。(ogi)
5月21日(土)花を楽しむハイキングを実施しました。
当日は申し分の無い快晴。気温20℃、少し暑いぐらいの陽気でした。
当初15名ほどの申込みがありましたが、その後体調不良等でキャンセルがあり、最終7名の参加となりました。
コースはロープウェイ前バス停から念仏坂を登り、途中の分岐から沢沿いに寺谷を登りました。寺谷の入り口で昼食後のティータイム用に金剛水を確保しました。
寺谷は沢沿いの道で、ところどころ小さな滝がある爽やかな登山道です。
この数日気温の高い日が続いたせいか、1週間前の下見では見られた花が既に終わっているものもありましたが、それでも20種類近くの花を観察することができました。
午後1時頃山頂に到着して、広場で昼食。天気が良く、日光に透ける新緑が綺麗でした。
昼食後は、途中で確保した「金剛水」でお湯を沸かして、つかのまのティータイム。山頂は少し気温も低く、暖かい飲み物がちょうど体に合います。
休憩後は野鳥観察やムササビの樹洞観察なども交え、引き続き花を楽しみながらちはや園地を目指しました。
最後に今回特別に用意したスタッフ手作りのカンバッチをプレゼント。本日観察した花の写真をあしらったオリジナルカンバッチは参加者に好評でした。
今回集まった方々は、ハイキング経験者が多いようでしたが、普段と違う、新たな視点で植物観察ができて、自然の不思議さや営みを感じてもらえたと思います。
午前10時過ぎに出発。今回は花を楽しむということで、集まった皆さんも最初からメモ帳を片手にスタッフの解説に熱心に耳を傾けていました。
今回のテーマは「地味」ということで、普段のハイキングでは見過ごしてしまう小さな植物にスポットをあてて、じっくり観察しました。そのせいもあり、山頂まで約3時間ほどかかりました。
毎回参加してくださる方もおられて、今回の参加者がまた次回も参加してくださることを期待してます。
(ogi)
5/21(土)開催予定のハイキングの下見を行いました。
当日は快晴で絶好のハイキング日和。多くの人で賑わい河内長野駅の金剛山行きのバス停には長い行列ができるほどでした。
9時半に金剛山ロープウェイ前バス停を出発し、念仏坂経由で寺谷を歩きました。今回は「花を楽しむハイキング」ということで、どれだけの花に出会えるか楽しみです。
沢沿いの道は爽やかで、マイナスイオンをいっぱいで癒されます。花をじっくり観察しながら、ちょうど12時頃に山頂に到着して昼食。
昼食後はブナ林でバードウォッチング。大勢の野鳥愛好家が望遠レンズを構えていました。
下見で出会えた花は下の一覧のとおり。ざっと数えても20種類以上の花が観察できました。普段は見過ごしてしまうような、かなり小さな花も多く、ルーペを取り出してじっくり観察。また、野鳥のさえずりも10種類ほど聞けて、タゴガエルの声も聞こえました。
本番が楽しみです。皆さんルーペ持参でご参加ください。
当日は予報では降水確率80%、しかも強風ということで、イベントの1つであるピザ作りについては、材料準備の都合で早々に中止を決定しました。
その他のイベントも当然中止だろうと決め込んでいましたが、早朝6時に連絡があり「予定どおり実施します」とのこと...。思わず寝床から飛び起きて、園地に向かいました。
園地が近づくにつれて、徐々に空が明るくなり、到着時には晴れ間も見えているではありませんか。そして、予定どおりロープウェイ開通50周年の式典が執り行われ、また、モンベルの辰野さんとのトレッキングイベントも行われました。
何ということでしょう。来賓の村長さんのパワーなのか、辰野さんのパワーなのか...。
会場のちはや園地ピクニック広場では、既にテントの下準備もされていましたが、強風のため設営することはできず、折りたたんだまま天気の快復を待っていました。
結局午前中、強風はおさまらずピクニック広場でのイベントはできませんでしたが、隣の大屋根広場では、強風に耐えながら、クラフト作品などを販売するリュックサックマーケットや挽きたてカフェコーナー、ふるまい芋煮などが行われました。
お蔭様で、早朝飛び起きて、すきっ腹で出てきた私のお腹も、温かい芋煮で生き返りました。
午後からはモンベル代表の辰野 勇さんのトークショーがピクニック広場休憩所で行われました。
辰野さんは堺生まれで、子どもの頃からハイキングやキャンプで金剛山をよく訪れていて、金剛山は辰野さんのアウトドア活動の原点だそうです。
その他、登山家ハインリッヒハラーの著書に感銘を受けて、アイガー北壁を登る夢を抱いたお話や、モンベルを設立するに至ったお話など、非常に興味深いトーショーでした。最後には辰野さんの篠笛演奏のおまけもありました。
トークショーが終わる頃には、風はあるものの天候はすっかり快復していました。
何とかスタッフは初発のロープウェイで上がることができましたが、その後は強風が吹き荒れロープウェイは運転休止となってしまいました。
残念ながら、準備していた「バードコール作り」は今回はできませんでしたが、またの機会に是非実施したいと思います。乞うご期待。 (ogi)
来る4月17日(日)の春まつりの下見に行ってきました。
今回は、金剛山ロープウェイが開設50周年ということで、大々的に行われます。我々JPAはキャンプ場で「石窯ピザ作り体験」とピクニック広場で「バードコール作り」を行います。
まずピザ作りですが、今回はいつもより多くのブースが出ることもあり、ピザ作りも短縮版で、生地作りはスタッフが事前に行います。また枚数も例年の2倍を予定していますので、スタッフの手捏ねだけではとても間に合いません。
そこで、今回はパン焼機が登場。手捏ね+文明の利器の力を借りて対応します。
事前申し込みですので、参加される方はお早めにお申し込みを..。
一方、バードコール作りは試作品をいくつか作成。今回はペインティングを施してみました。木片に蝶ネジをねじ込むだけの簡単な構造ですが、以外に美しい音が出ます。あっうっかりして、音を録音するのを忘れていました。お届けできないのが残念です。本番では録音しておきます。
ちはや園地では、カタクリの花が見ごろです。是非見に来てください。 (ogi)