※参加者の写真は事前に許可をいただいうえで掲載しています。
11月8日(日)、紅葉ハイキングを実施しました。
新型コロナウイルスの影響で、ちはやチームでは今年度初めてのイベントです。
できるだけ密にならないよう募集人数を制限しましたが、応募された方は4名。ちょっと寂しいハイキングとなりましたが、その分イベント内容は密になるよう頑張りました。
当日は、曇り空の中に時々晴れ間が見える天気で気温は比較的高く、風よけのアウターを羽織らなくても耐えれる程度でした。
10時集合で案内していましたが、想定外に早く20分前には全員が受付を済ませてイベント開始。
オリエンテーションで注意事項の説明やストレッチなどを済ませて出発しました。
しばらく登り2合目で休憩をとりましたが、このころにはすでに汗がにじんでいました。
登りの千早本道は、8合目辺りまでは杉や檜の人工林が続きしばらくは紅葉はほとんど見られません。
それでも、時々晴れ間が見え光芒が美しい杉や檜の中を歩き、気分爽快。
何度か休憩をとり、自然解説なども交えながらほどなく8合目に到着。
ここからは杉や檜の人工林からブナやカエデなど落葉樹の紅葉の森にかわり、一気に華やいだ感じになります。参加された方からも「わ~」っと歓声があがりました。
向かいに見える山々も見事に紅葉しています。山頂付近はさらに紅葉が深く、地面の落ち葉でも紅葉を楽しめます。
予定よりかなり早く、11時半に山頂到着。「少し登るスピードが速かったかな?」と終了後のスタッフ振り返りでは反省の弁もありましたが、全員無事に登頂しました。
全員で11時半のライブカメラに映り、その後山頂広場で昼食。やはり山頂の気温は低く、汗をかいた体を一気に冷やしていきます。昼食もそこそこで済ませて。昼食後軽く紅葉の解説。「少し興味をもってもらえたかな~」
転法輪寺経由でブナ林へ行き、しばし野鳥とのふれあい。まだ食べるものが豊富なのか、野鳥の数は少なかったですが、それでも何回かヤマガラが餌を取りに掌にとまりました。
後半は、ダイヤモンドとレールをちはや園地まで下りますが、この日はチャレンジ登山の開催日で、後ろからランナーがどんどん抜かしていきます。すごい体力です。「山にはいろんな楽しみ方がありますね~。」
ちはや園地に入り、我々パークレンジャー協会が調査のため設置している定点カメラを確認。参加者は撮影されたいろんな動物に興味津々。後日確認しますが、面白い映像が撮れていそうです。またご紹介します。乞うご期待。
キャンプ場に到着したら、途中から先行して園地に先乗りしていたスタッフがおやつを準備して待ってくれていました。ここで、ぜんざいorドリップコーヒーとクッキーで“ほっこり”おやつタイム。
今回はコロナ対策のため、フリーズドライのぜんざいとドリップコーヒーにして、スタッフもフェイスシールドと手袋着用で対応。
そして体が温まったところで、イベントリーダーからサプライズ!特製の紅葉しおりをプレゼントして終了しました。
紅葉の中を一日歩き、コロナ禍でモヤモヤした気分も吹き飛んだような爽快な一日でした。