北部チーム

 北部チームは交野市にあるくろんど園地ほしだ園地ハイキング、デイキャンプ、野外料理、ネイチャーガイド、クラフトなどの催しをしています。  

2024年度活動短信

※参加者の写真は事前に許可を頂いたうえで掲載しています。

2024年11月30日(土)ほしだクリスマスリースつくり下見(ほしだ園地)

ぶどう蔓によるリースの輪づくり
ぶどう蔓によるリースの輪づくり

 天気に恵まれ、予定通りの日時で下見を実施する形となりました。

 午前中は毎年お世話になっている交野市神宮寺のぶどう園でぶどう蔓によるリースの輪づくりを行いました。今年新しくパークレンジャーの一員となられた方含め、スタッフ11名で約70個の輪を作りました。

 スタッフの技術が上がったのか、例年より早く目標数まで達成できました。

一休憩後2班に分かれ、1班3名はくろんど園地でスギなどの青物素材の採集をしました。もう1班8名はほしだ園地でイベント当日の準備を行いました。

 

見本リース
見本リース

 ほしだ園地では、紅葉のみごろと星のブランコの人気が重なってか、大勢の来訪客でにぎわっていました。そんな中、昼ご飯をすまし、自然素材とイベントに必要な備品の不足分の確認、北部チームの備品のチェックを行いました。

 今年は例年以上に色とりどりの自然素材がたくさん集まりました。スタッフたちにより、秋からたくさんの自然素材を収集してきました。

 素材の整理やサンプル用のツリーを作成していると多くの方が興味を持って集まって来られます。当日はすでに予約で満杯になっていることを知ると皆さん残念そうでした。来年またよろしくお願いします。

 ほしだ園地班の作業が終わる頃、くろんど園地班と合流、青物素材も集まり、準備は整いました。今年も楽しんでいただけると思います。

PS. サンプル作成したクリマスリースはピトンの小屋に飾っていただきましたので機会があればご覧ください。

2024年10月27日(日)星田60名山とほしだ園地を歩こうハイキング本番(ほしだ園地)

迂回路を進む参加者
迂回路を進む参加者

 雨の心配をよそに、太陽が顔を出し、絶好の秋晴れのハイキング日和となった。9時の集合を待たずに、参加者8名とスタッフ5名で寝屋川公園駅を打上神社に向かってスタート。神社下の公園まで来るが、入口が完全に閉鎖されていて「スズメバチ危険」の張り紙があった。スタッフ全員少し慌てたが、コモンシティへ迂回すれば、少し遠回りでもハイキングコースに戻れると判断して、再び歩き出し、閑静な住宅街を上がって行った。すでにうっすら汗ばみ、適度な準備運動となる。途中、体育館でトイレを使わせてもらい、ハイキングコースに合流する手前まで来た。ここまで約40分。空地でオリエンテーションを行い、スタッフ、参加者の順で自己紹介の後、安全管理担当から注意とコース説明があり、いよいよ本格的にハイキングが始まった。

日高山山頂にて
日高山山頂にて

 クヌギの丸いドングリがまだ沢山落ちている道を一登りすると最初のピーク西谷山だ。少し水分補給し、国見嶺を通り過ぎ、日高山に到着。

 ベンチがある広いピークで生駒方面が大きく開けている。少し戻り、竹林の中を拂底山に。ここにも手作りのベンチがあり、横から見ると観音様が手を合わせたお姿に見える低木がある。

星田山山頂にて
星田山山頂にて

 ここからは下って東拂底山・皿谷山から気持ちのいい尾根道を辿ると今日最高峰の星田山278.0mに到着。しっかり休憩を取ってから、真砂の滑りやすい急な坂を慎重に下り、登り返すと鉄塔のある北山師山に着く。西に六甲の山並み、北に京都の山々を見渡せる。さあ、いよいよラストスパートだ。

険しいハイキング道を進む参加者
険しいハイキング道を進む参加者

 西茨尾、茨尾、弁財天山を過ぎ、一旦下ってから最後の登り、汗を振り絞って大谷山に辿り着く。あとは下るのみ。ほしだ園地に入り、まつかぜの路を辿り、ようやくやまびこ広場到着。すでにお昼を過ぎ、1時前になっていた。お腹はぺこぺこ、早速お弁当。腹ごしらえを終えて再集合。星田60名山について、その由来から説き起こしての説明をし、星のブランコのクイズに盛り上がり、午後がスタート。

星田園地展望台にて
星田園地展望台にて

 先ずは展望デッキへ。比叡山、北摂、京都方面の大パノラマを楽しんだ後はブランコに向け管理道を歩き、ムラサキシキブの標識のある所では沢山の小さな紫の実が枝にびっしりと生えていた。今日の目玉の一つでもあるブランコにゆらゆらとゆられながら、また50m下を恐々覗き込んだりしながら渡り終え、イヌサンショウ、クサギや名前のわからない実の植物を観察しながらピトンの小屋に230分過ぎに辿り着いた。ここで参加者の皆さんにはアンケート代わりに感想を話してもらい、再会を期して解散した。

2024年10月27日(日) サクラの小枝でクラフト--事務局主催 (ほしだ園地)

サクラの小枝のクラフト
サクラの小枝のクラフト

 ほしだ園地恒例のクライミングフェスタ協賛でサクラの小枝のクラフトを実施しました。

子どもたちに自然素材に触れてナイフが使えるようになってもらうのが狙いです。

最初は危なっかしい手つきでしたが、慣れてくると上手に出来るようになりました。完成した時の子どもたちの顔が嬉しそうでした。

 

 隣のブースでは園地スタッフによる「森のミニアート教室」や「弓矢の体験」が家族連れで賑わっていました。 

2024年10月20日(日)星田60名山とほしだ園地を歩こうハイキング下見(ほしだ園地)

 雨の影響により、下見が日曜日に延期になりましたが、昨日とはうって変わって、絶好の秋晴れの中、実施することができました。

スタッフは6名。9:00寝屋川公園駅からスタートしました。

 近くの打上神社で準備体操を行い、まずは西谷山にむけて歩き出しました。緩やかな傾斜で30分くらいかけて10:00ぐらいに到着。

5分休憩して、次は日高山に向けてスタート。

ヤシャブシの木々を通り抜けて、15分くらいで到着(10:15ぐらい)。竹の道を通り、きれいなコケの道をぬけ、佛底山(ぼってやま)、皿谷山を11:00ごろに到着。10分かけてもっとも標高が高い278mの星田山にきて休憩。ここまで順調。

 後半戦スタート。ここから砂地が多く滑りやすいので安全な滑りにくいルートを通り、前半戦より高低差のある道を上り下りし、鉄塔のある北山師山に到着。11:30ごろ。スタートして2時間30分。いい感じの疲れを感じてきました。倒木を潜り抜け、小川が流れる橋を通り、ほしだ園地手前の大谷山に到着。12:20ごろにやまびこ広場に着き、ハイキングにきている人たちの声が聞こえてきました。

 予定通りに昼ご飯で一息。13:00ごろ展望台で、空気が澄んで抜けるように青い晴天の景色を堪能。にぎわった星のブランコを通り、園地で自然観察しながら、ゴールのピトンの小屋あたりに14:15ごろ着きました。

 怪我無く皆さん無事に到着。本番にむけて準備OKです。本番も今日のように天気になりますように。

 

2024年7月6日(土)ほしだ七夕まつり本番(ほしだ園地)

短冊を書いていただいた親子
短冊を書いていただいた親子

 猛暑のため来園者(特に親子連れ)が少なく、短冊を書いていただいた方は36名、クラフトをされた方は2組という結果でした。

 暑い中、短冊を書かれた方、クラフトを実施していただいた方、本当にありがとうございました。

 

準備したテントと空気鉄砲用の的、短冊用の竹
準備したテントと空気鉄砲用の的、短冊用の竹

 当日は天気予報では曇りでしたが朝から晴れて猛暑日になりそうな予感がしました。スタッフ(現地集合の方を除く)は予定通り9時に私市駅に集合し、ほしだ園地に向かいました。まずはテント2張りを組み立てて設置、空気鉄砲用にブルーシートの壁を設置して的をつるしました。下見で設置したササは変色していたので、園地で準備していただいた竹を新規に設置し、受付の机を準備してお客を受け入れる体制が整いました。もうこの時点で汗だくで、水分と塩飴を補給しました。

短冊に願い事を書かれている来園者
短冊に願い事を書かれている来園者

 朝はまだ園地を訪れる方が通られていたので、声をかけて短冊に願いことを書いていただけましたが、気温が上がるにつれて数は減り、降りてこられる来園者の方も汗だくの様子でした。お疲れ様です。

 スタッフで空気鉄砲やさくらの枝エンピツを作製し、お客を呼び込むために空気鉄砲の実演、竹とんぼの実演、さくらの枝エンピツの展示を行いました。興味をもった方にはそれらで遊んでいただくことができました。

さくらの小枝エンピツ作成中の来園者
さくらの小枝エンピツ作成中の来園者

 午前と午後にそれぞれ1組の家族がクラフトを申し込まれ、子供たちにさくらの小枝エンピツを作製してもらいました。よい思い出になったのではないでしょうか。

人の通らない受付で待つ私
人の通らない受付で待つ私

 午後は来園者も少なくなり14時頃に終了し、後片付けをおこないました。残った短冊は園地に預けて、来園者が願い事を書けるようにしました。

 スタッフの皆様、お疲れさまでした。

2024年6月29日(土)ほしだ七夕まつり下見(ほしだ園地)

 今日は梅雨の中休みで、朝は曇り空でしたが、徐々に日が差してきて蒸し暑い状態でした。適宜水分補給を行いながら作業を行いました。

 9時頃園地に到着して、まずは七夕飾り用のササを園地下で調達しました。汚れた葉を除去後、数本づつまとめてピトンの小屋の手すりに括りつけました。購入した七夕飾りセットおよび短冊をメンバー全員で作成し、先ほど設置したササに取り付けてみました(写真)。七夕らしい雰囲気は出たと思います。

 午後はクラフト試作ということで経験者指導の下、竹トンボ、空気鉄砲を作製してみました。竹トンボでは羽の大きさと持ち手の長さのバランスが重要でした。空気鉄砲では詰めた紙が音とともに飛び出すので、ビニールシートと的を準備して本格的に遊べるように準備したいと思います。

 次にさくらの小枝を使ってアクセサリエンピツを作製してみました。参加者の安全のために小刀、キリの使い方に注意が必要と感じました。エンピツをたくさん作ってひもに並べるのもすてきなアクセサリになることを確認しました。雨天により屋内でクラフトをすることを考えて、トンボヤジロベー作成も行いました。おまけとして葉っぱを使ったクラフト、草笛なども試してみることができました。

2024年6月8日(土)自主研修:ゲンジボタル観賞・調査(くろんど園地)

 月明かりがない新月6/6付近にあわせて、6/8土くろんど園地でのゲンジボタル鑑賞、調査の自主研修を行いました。

 今回、これまでの京阪私市駅からの参加ルートとは別に移動を安全に行う方法として試験的にキャンプ泊を実施しました(あわせて12名の参加)。京阪私市駅からのルートはハイキング道で整備はされていますが、距離も長く夜道は多少危険な場所があります。そのため、キャンプ場側からのルートを検証することにしました。

 当日、メンバー4名でキャンプ場横の丘の上にテントを張り、スイレン池までの移動は管理道を利用することにしました。管理道は広く整備されているため、子どもでも夜道を安全に移動できることが確認できました。

 少し肌寒い18時45ごろ、京阪私市駅からのルートメンバーとキャンプ泊メンバーがスイレン池近くの休憩場で集まり、鑑賞に備えて軽食したり、ホタルのお話(ホタルの卵、幼虫、さなぎ、成虫すべてが光るってビックリ!)を交えながら、ホタルが現れるのを待ちました。

 19時30ごろ、くもり空で街の灯りが反射して暗くならない空の状態でしたが、ポツポツ光が見えてきました。森の奥でジッと光るのもいれば、人懐っこく森から出てきて近づいてくるのもいたりで、気がつくとたくさんのホタルが光り出しました。昔の人がホタルの光で勉強をしていた話がありましたが、確かにホタルの明かりで文字を読むことを確認できました!また、お手製の提灯にホタルを入れて、見事に周りを照らすことも確認できました!今年もいろいろホタルの光で楽しませてもらいました。

 スイレン池からくろんど池ハイキングコースに向かって約1時間鑑賞を堪能し、光が弱まってきた20時30ごろ解散しました。少し残念だったのは、去年と比べると、やや数が少なかったところです。まだ時期が早かったかなと言う意見もありましたので、有志集めて来週もホタル鑑賞を行う予定です。

 最後に、幻想的なゲンジホタルのイルミネーションを今年も体験することができました。加えて、くろんど園地のゲンジホタルの生態調査もまとめることができ、引き続き調査は必要ですが、新たな知見が得られた自主研修になったと思います。また、試験的に行ったテント泊について、今後搬入搬出時の車の乗り入れ等について協議が必要と思われますが、幻想的なホタル観賞は子どもたちにとって自然との触れ合いを通じてさまざまな効果を享受できる良い機会になると考えられます。引き続き安全に観察できるような方法を自主研修で行っていきたいと思います。

補足:京阪私市駅からのルートメンバーは、帰り道ヒキガエルやクワガタなど夜に活動する生き物たちの貴重な行動をみることができ、2度楽しめました。

2024年5月18日(土)野外料理を楽しもう本番(くろんど園地)

 今年は参加者の皆様・スタッフの願いが届いたか絶好の晴天の中、予定通りイベントを開催することができました。4組15名のファミリーに参加していただきました。

 スタッフ11名は8:45ごろ会場に到着し、食材/道具などの運搬および設営、最終打ち合わせを行いました。当日園地での水道の使用制限がありましたが、水の追加購入・水タンク支給によりなんとか回避することができ、9:30の受付開始ごろまでにはほぼ準備できました。

 その後、続々と参加者の方たちが来場され、受付終了後、スタッフの自己紹介、アイスブレイクの「じゃんけんいもむし」で雰囲気が一気に和みました。

イベントに向けた説明も終わり、さあ野外料理のスタートです。

 料理のメニューは、ダッチオーブンを使った鶏手羽元と季節野菜のグリル、羽釜をつかった白ごはん、野菜たっぷりスープ、食後の蒸しパンです。

 まずは火起こしから。3班に分かれていただき、3つのかまどで火を起こしてもらいました。

 お子さんにはマッチを擦って火を起こしてもらう経験をしてもらいました。

最初は恐る恐るでしたが、勇気を出して見事火をおこすことができました!

うちわであおいで火種を大きくしていき、後は大人たちが火を維持していきました。火を維持するお父さんの後ろ姿、かっこよかったです。

 その間、お母さんと子供さんたちで玉ねぎ、ブロッコリー、ジャガイモ、ニンジンを包丁を使って切りました。お子さんには包丁を使って野菜を切る経験をしてもらいました。かたいニンジンも大人のフォローをもらいながら、見事やりきりました。お肉の味付けもちゃんとできました。これでお母さんの料理のお手伝いできるね!あと、食後の蒸しパンの器の紙コップにお絵描きをして、生地を器に入れて準備できました。

 切った野菜とお肉をダッチオーブンに入れて、維持してきた火を使って調理開始。野菜スープ用の寸胴のお湯も沸いたので野菜投入。出来上がりを待ちます。

 お腹がすき始めた12:00ごろ、羽釜からジュウジュウ音が聞こえ始め、料理が続々と出来上がりました。それぞれ器に移して、食事タイムです。

自分たちで作った料理ですから、当然、味は格別です。食後の蒸しパンもおいしくいただき、後片付けもちゃんとできました。

 休憩をはさんで、竹ぽっくりつくりとカモフラージュのスタート。

 カモフラージュ(自然の中に目立たないように置かれた人工物を注意深く探すゲーム)は、高難易度レベルのものも仕込まれていて、皆さん何回も夢中で探しました。写真の中のどこに隠れているのか当てる擬態クイズで大人たちが頭を悩ませる中パッと見つけられるお子さんの才能には感服しました。

 竹ぽっくりでは、お子さんにはのこぎりを使って用意した竹を自分サイズに切ってもらう経験をしてもらいました。転んでも立ち上がって夢中で竹ぽっくりで遊ぶ子供さんたちの姿を見て、やってよかったなとつくづく思いました。

 最後集合写真を撮り、15:30ごろイベント終了。参加者の皆様の「美味しかった」「楽しかった」の声をいただきました。また来年も皆さんに楽しんでいただけるようイベントを開催したいと感じた次第です。

2024年5月11日(土)野外料理を楽しもう下見(くろんど園地)

 本日は天気も良く日差しが強い中、参加メンバー12名で「野外料理」の下見を行いました。

 9:00 河内岩船駅から園地に移動後、道具・器具を第2キャンプ場に搬入。9:30ごろ 本番の段取りの共有、10:30ごろグループに分かれてテントの設営・ダッチオーブンとコンソメスープおよび白ごはんの調理・火焚きを開始しました。同時に、自主研修のそよごとドクダミを使った草木染も開始しました。

 薪が乾燥していない影響のため火焚きに時間がかかり、予定より約30分遅れで12:30ごろ実食タイムとなりました。森林整備のメンバー3名も合流、15名でいただきました。どの料理もおいしく大満足、食後のデザート「蒸しパン」はさらに満足感を高めてくれました。

 午後からは、竹ぽっくりとカモフラージュ(自然の中に目立たないように置かれた人工物を注意深く探すゲーム)の予行演習。森林整備のメンバーに午前伐採してきていただいた竹をつかって竹ぽっくりを1つ試作。試し乗りして問題なし。当日に向けて準備OKです。カモフラージュは、メンバーで試し遊びしました。易しいレベルから高難度のレベルまで散りばめられていてすごく楽しめました。

 そのあと、自主研修の草木染を行いました。メンバーそれぞれ手ぬぐいの絞り模様を考え、午前から煮詰めていたそよごとドクダミの染料でしみこませ、一つとして同じものはない草木染めが見事完成しました。メンバーの個性あふれる草木染めがずらり。こちらも大満足。

 最後は後片付け、振り返りを行い、16:00ごろ解散しました。メンバーの皆様お疲れさまでした。本番18日は週間天気では晴天に恵まれそうです。参加していただくみなさんと楽しいひと時を過ごせたらなと思いました。

 

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