前回はくろんど園地の自然を観察しましたが、今回はむろいけ園地で観察した自然を人に伝えることがテーマです。
最初に互いを知るためのアイスブレイクとして①一枚の葉っぱ観察
②葉っぱじゃんけんを行いました。
それから園地の自然をより深く知るために森の工作館~湿生花園~ファミリートレイル(内回り)~森の工作館を全員で散策しました。道中
ハコネウツギ、ムラサキサギゴケ、湿生花園でのキショウブやカキツバタ、エゴノキの花など春~初夏を彩る花たちが咲いていました。
昼食後、インタープリテーション(自然解説)を実施するためのノウハウについて学習しました。何を伝えたいのか?その流れやポイント10箇条、伝え方のノウハウ、そして実施後のふり返りなどです。
講義の終了後、インタープリテーションのためのテーマ探しと解説ストーリー作りを限られた時間の中で工夫し、いよいよインタープリテーションです。
講座生の人たちは、今までの経験や今回の講義で学習したことをベースに
各々の個性的なインタープリテーションが行われていました。
最後のふり返りでは、解説を聞くのは楽しいがいざ自分が解説するとなると苦痛、でも慣れもあるのだろう、コミュニケーションの採り方が難しい、でも今回の学習で自然の見方が変わった、人に説明するためにもっと関連の知識を増やしていきたい、などの感想をいただきました。
当日の資料:インタプリテーション、1枚の葉っぱから伝えられること
くろんど園地で「自然を観察してみよう」の講座をを実施しました。
私市駅に集合後、アイスブレイクとストレッチをしてから出発。
途中、アカメガシワの新葉の擦り出しをしたり、アラカシの雄花や雌花をルーペで見て自然の不思議を体感してもらいました。
人家が切れた辺りからはネイチャービンゴの表を手に五官(五感)で色々な自然を探してもらいました。ハイキング路脇にはキランソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ、ムラサキケマン、シュンラン、ツクバキンモンソウなどや、クモの巣、カタツムリ、アリやチョウ、手を広げたツチグリ..などを見て歩き、水舞台下のポットホールへも足を延ばしました。
スイレン池のログハウスで昼食とり、休憩時に自然紹介の掲示板を見てもらい一緒に季節の紹介パネルを差し替えました。
午後は、さわわたりの路から八つ橋に出て名残のカタクリとミズバショウを見て第二キャンプ場に入りました。休憩の後、ネイチャービンゴで見つけたアイテムを紹介あい五感で探した自然をシェアし、最後に自然観察の仕方や考え方についてまとめの話をして講座を終了。
ふり返りでは、自然観察が楽しかった。色々な自然の見方があることが分かった。今まで自然を歩いていても見えなかったものが見えてきた。これから色々なものに興味を持って自然を知り誰かに伝えられるようになりたい...。などの気づきのコメントがありました。
当日の資料: 自然観察をしてみよう、補助資料➀、" ➁
当日の様子
私市植物園で、第一回講座「自然の大切さを考えるワークショップ」を実施しました。
午前中は、スタッフの紹介、開講の挨拶・オリエンテーションに続いて「府民の森誕生の物語り」と「パークレンジャーができた経緯」の話がありました。
座学の後、「動物交差点」(自分の背中の動物を周囲の人に聞いてあてるゲーム)をしたり、芝生に仰向けに寝て見えた景色についての感想を話し合ったりして、参加者同士の交流を行いました。
午後は、「自然とはなに?と聞かれたらどう答えるか」を考えてもらい、
「自然の大切さを考えるワークショップ」を実施した後、色々な意見や考えを出し合って、まとめをチャートにして発表してもらいました。
ふり返りでは、
・改めて自然の大切さについて学んだ。今まで私的に活動してきたが、今後は仲間と一緒に活動したい。
・自分はインドア派だが、このワークショップで自然に対する見方で視点が変わった。改めて良い機会となった。
・自然の事を考える良い機会となり、気付きも多くあった。以前の活動地と違い、少人数で理解しあえる良さがあった。
など多くの気づきがある有意義な一日となりました。
資料参照: 自然の大切さを考えるWS 府民の森について
当日の様子