2018年PR養成講座短信

2018/11/4(日) 第14回講座「ボランティアについて」/ 終了式

終了式の様子
終了式の様子

 今年最後のPR養成研修の講座は「ボランティアについて」です。

現代社会でのボランティアの必要性や、活動する時の考え方や配慮すべきこと、そして活動しながら学びを続け、楽しみながら気長にやることがコツ。その継続が結果として社会に役立つと言うことを学びました。


 終了証を授与してから、全講座を通じてのふり返りでは、色々な自然の見方や楽しみ方を知ったが、自然を楽しむ立場から発信する立場を自覚し、責任も自覚した。森林整備では暑かったが森林の中は涼しいのに驚いた。催しでは子どもたちの笑顔が嬉しかった。今後家庭や仕事の調整をしながら無理なく活動したい。ちはや園地に行けなかったのが残念。26期生として仲間になれたことが良かった。文を書くのが苦手なのでふり返りをまとめるのが辛かった。木や花の名前が覚えられない。若い人にもパークレンジャーになるように宣伝ができると良いと思う。講座の前にその日の予定が分からず不安だったので、事前に分かると安心。催しの計画段階で皆で話する時間があると良かった。など多くのコメントがありました。いただいた意見は今後の講座に生かしていきたいと思います。
 26期の皆さん、長期の受講お疲れ様でした。これから府民の森パークレンジャーとして活動よろしくお願いします。(講座事務局) 

当日の資料: ボランティアについてこれからも学ぶ

2018/10/21(日) 第13回講座「催しをやって見る」星の里いわふね

わんぱく村の皆さんと開会の挨拶
わんぱく村の皆さんと開会の挨拶

 「催しをやって見る」の講座で、わんぱく村の自然体験のゲストティ―チャーをしました。実施したアクティビティは丸太切り、カモフラージュ、クラフトです。

 企画から計画、下見、安全管理など、これまでに学んできたこことを形にする講座でしたが、準備から実施まで全員力を合わせて本番を向かえました。
 ふり返りでは、計画段階での話し合いが大事なこと、スタッフが協力してやることの大切さ、
子どもたちが楽しんでやってくれてやりがいを感じたこと、自分たちも楽しめたことなど、実際に催しをやることを通じて多くのことを学びました。

ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 今回の講座は、星の里いわふねで「催しをやってみる」でわんぱく村の皆さんに自然体験の体験してもらうもので、秋晴れのもと「丸太切り」「カモフラージュ」「クラフト」の三種類を実施しました。
私が担当したクラフトでは、牛乳パックにヒノキの皮や落ち葉などを貼り付けて物入れを作りました。それぞれの場所で子どもたちが無我夢中になってアクティビテーを楽しみ、遊びを通じて色々と体で感じたり、気づいたり、自然の楽しさを学んだのではないかと思っています。

 

 私たち講座生も今までの講座の集大成とも言えるこの催しを通じて、自然の楽しさ、大切さ、有難さ、時には危険なことなどを学ばせていただきました。又、この日を迎えるために、企画、実施にあたるすべてのスタッフ(講座生、講師)の協力と連携が大切であると改めて感じる事も出来て良かったと思います。その結果、子どもたちも講座生も安全に楽しく催しを体験する事が出来ました。 

 

 講座スタッフの方々、講座生の皆様お疲れ様でした。今後は、この経験をもっと深めて楽しくJPAの活動に活かしていきたいと思います。(T.H) 

2018/10/13(土)  第12回講座「催しの下見」くろんど園地~星の里いわふね

 10/21(日)実施予定の交野わんぱく村自然体験の催しの下見をしました。
 この日、午前中は園地で丸太切り用の材とクラフト用にヒノキの皮の調達して、午後はいわふねの里に移動して現場でプログラムの打ち合わせや役割分担、そして安全の確認をしました。

2018/9/24(月祝) 補講講座「自然を解説してみよう」私市植物園

 5/13の第3回講座「自然を解説してみよう」(ちはや園地)に参加できなかった講座生の方を対象に私市の植物園で補講を実施しました。

 午前中は植物園内を歩いて自然観察して解説の事例を体験したあと座学、午後はそれぞれテーマを見つけてプログラムを考えて自然解説を実践しました。

 

第11回講座「実践研修II」

実践研修IIは台風のため催しが中止となり参加できませんでした。

2018/8/19(日)第10回講座「ネイチャークラフトに挑戦!」] むろいけ園地

自由創作クラフト(拡大してご覧ください)
自由創作クラフト(拡大してご覧ください)

 むろいけ園地の工作館でネチャークラフトの講座を実施しました。

講座の前にむろいけTのスタッフの案内で園地を歩いて回りましたが、秋の雰囲気が感じられました。
 

 講座では刃物の使い方の話を聞いた後、丸太切りや、木の小枝をナイフで削って鉛筆やモックン作ったり、またタイサンボクの花芯を使ったイノシシを作り、最後に色々な自然素材を使い各自の創作クラフトを作りました。

 何時もながら、自由な発想で作られた作品にはそれぞれのユニークさがあふれています。講座を通じて自然素材のことを知り、想像力を発揮してクラフトを創作する楽しみ、そして刃物や道具類の安全な使い方を学びました。

ここで今回参加された講座生より一言・・・。

  今回の講座は、むろいけ園地森の工作館で『ネイチャークラフトに挑戦』でした。まず、むろいけ園地の森を散策しました。今の季節は花が少なく、唯一ノリウツギがきれいに咲いていました。蝉の鳴き声を聞き種類を聞き分ける。実をつけたこぶしの木から四季折々の姿がある事。ナラ枯れは燃料として利用しなくなった事から起こった…。そんな説明を聞きながらの散策をゆったり楽しむことが出来ました。

 ネイチャークラフトに入る前に道具の名称と正しい使い方、素材の名称などを学びました。自然の素材を使用する時は下処理も必要である事。また素材も日頃から集めなければならず、準備期間は一年前からやっている事も知りました。

 子供たちの行事としては楽しい催しですが、やはり道具の正しい使い方をしっかり説明しなければならず「危険だからと言って触らせないのではない」という言葉が大変印象的でした。

丸太切りから始まりいよいよクラフトに挑戦。私の出来栄えはというと…。(Y.K) 

2018/8/5(日) 第9回講座「催しの企画と募集チラシ」

 天王寺・あべのハルカス近くにあるJPA事務所(コーシンビル3F)で催しの企画の立て方や募集チラシの作り方を学びました。

 午前中は催しを企画する上でその原点となる「思い」について考え、

その後具体的に企画を立てるときの一連の流れについて学びました。

 午後には、策定した企画を形(イベント)にして集客する折に重要なツールとなる募集チラシの作り方を学び、実際に講座生の方々に作成願いました。また「タイトル」や「キャッチコピー」等、企画したイベントに参加したくなるような呼び込みの言葉についても各自学びました。

 講座後の感想では「実際にイベントを企画する時は、いろいろと考慮する必要があり大変!」「企画を考えるとき、多くの知恵が必要」「チラシは手作りのほうが味があって良い」などなど。

 確かに一からの企画立案は様々なことを考えながらの作業であり大変ですが、実際のイベントでは既に先人の方々が切り開かれた成果であり、これらを経験しながらも従来にとらわれない自由な発想を加味してゆくことで新たなイベントが出来上がっていくことでしょう。乞うご期待!  

ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 2018年養成講座も基礎が終わり、いよいよ残すは実践編のみとなりました。
  今講座ではJPAの目的である「自然の大切さを伝える」を改めて振り返り
各自が「自然の大切さを伝える」ためにどういったことをしたいのかという企画立案を行いました。

  今回は企画立案と募集チラシの作成のみでしたが、それでも講座が終わる頃には疲労の色が隠せなくなりました。
  実際に企画を立案から計画、実行、評価するには個人単独の力では難しく、スタッフ同士の連携や協力することの必要性を改めて実感しました。

  また、同じ目的に向かっているにも関わらず、「栽培」「クラフト」「クッキング」「親子体験」「歴史ハイク」「キャンプ」とそれぞれ被ることなく講座生毎の色合いを示しており、自然との携わり方の幅広さを痛感しました。
 我々26期生が立案したものがいつか実現することへの期待で胸が膨らむ一方です。(H.O) 

2018/7月 第8回講座「実践研修I」

 実践研修Iでは、園地でのイベントにスタッフとして参加しました。

2018/7/14(日) 第7回講座「森林整備体験」

 くろんど園地で森林整備体験を実施しました。猛暑で下界は37度でしたが林内は27~28度でした。

 講座ては園地の森がかつては里山林として利用されていたことや今の森の現状、府民の森として明るい綺麗な森にし色々な生き物が住む森にするために手入れが必要なこと。

そしてよく使うロープワークと木を安全に伐採する技術を学んだ後、4つのチームに分かれて実際にヒノキを伐倒しました。掛木になって苦労したチームもありましたが、枝払い、玉切りをして皮むきを体験をしました。

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 週末は37℃の猛暑がやってくるとの予報の中での「森林整備体験」の研修でした。森の中で活動出来るという期待が半分、猛暑の中、「大丈夫なの?」という心配半分での参加でした。ヘルメットを受け取りながら、緊張感を覚えました。

 檜の人工林と聞き、最初は少しがっかりしました。針葉樹の人工林というと、「生き物の少ない暗く寂しい森」という印象があったからです。

しかし、森の中に入って、びっくりしました。風が通り、鳥の声が聞こえ、何より涼しいのです。お聞きすると気温が27℃ということです。確かに奥の方は、まだ手が入っていないということで、暗い印象ですが、手の入った所は、木漏れ日の中、昼寝をしたいような気持ちの良い森でした。

 大汗をかきながらの作業になりましたが、作業の手順、特に安全への配慮について学びました。ロープワークが覚えられずにいる中、「慣れですよ」と暖かい言葉を頂き、励みになりました。たった1本の木を倒すのにこんなに苦労するとは思いませんでした。この森をここまで、手入れするには多くの時間と労力が必要だっただろうと痛感しました。 

 里山は、やはり人間との関わりの中できるのだと思いました。昔「知床100㎡運動」という天然林を守る運動が、人の手が入っている等の諸問題で頓挫したことがありましたが、人間が補助することも大切な気がしました。 

 最後のまとめをしているときに、美しいタマムシが乱舞しているのを見られたことがご褒美のように感じられました。ぜひ、今後とも活動に参加していきたいと思いました。(T.O)

2018/6/24(日) 第6回講座「救急法II(応急手当)」

 講座生9名、在期生16名が参加して応急手当の講座を実施しました。

午前中は 応急手当の考え方や止血法、午後は三角巾の扱い方や各種包帯法の実習、最後に毛布による搬送の実習をしました。
 

 ふり返りでは、初めて三角巾の使い方を知った。 いざと言う時に備えて練習しておきたい。大変役に立つ講座だった。三角巾が色々な場面で使えると言うことが良く分かった。繰り返しやらないと忘れてしまう。毎年やっている理由が良く分かった。
救急セットに三角巾を何枚入れておくか迷う...。などの気づきのコメントがありました。

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 救急法Ⅰに続き今回救急法Ⅱの講座がありました。前回は反応(意識)の無い場合の救急法から、今回は反応がある救急法を学びました。

反応がある場合には傷病者への詳しい観察が必要です。瞳孔の観察や痛みがあればどの部位なのか、更に出血があれば止血を求められます。止血にも直接圧迫止血と間接圧迫止血とに分けられ、ここで初めて知ったのは、傷病者の血液はには決して触れてはいけないという事です。

 触れずに止血するには身近にあるレジ袋が利用出来る事を学びました。

 

 更に三角巾を用いて各部位での創部の保護法や、三角巾の代用としてパンストが使える事を学ぶ事が出来ました。フィールド等で清潔なガーゼや三角巾な無い場合などは活用できるアイテムなので覚えておきたいです。

 三角巾を用いての方法は、部位に応じて手順が多々あり追学習が必要で、忘れないうちに三角巾を用いての思い出しながら振り返りを行いたいです。でも一番大切なことは、傷病者に対して安静の保持を身体的にも精神的にも保つ事が大切であると今回の講座で思いました。(H.I) 

 

2018/6/10(日) 第5回講座「野外活動の安全管理)」なるかわ園地

ハイキングの安全管理を考えるグループワーク
ハイキングの安全管理を考えるグループワーク

 なるかわ園地で「野外活動の安全管理」を実施しました。

 自然の中には色々な危険があります。そして人が行動することによって様々な危険が生まれます。
 この講座では野外活動の安全管理の考え方、危険の予知と対策、そして万一の時に備えて対応の訓練しておくことの大切さを学びました。

 

 ふり返りでは、普段何気なく歩いている道でも危険な個所があることを認識した。職場で安全チェックリスト作成しているが自然での安全管理への配慮等したことがなかった。安全管理の講座を通じて危険予知や回避対策をとらなければ、ボランティアにも責任が及ぶことや、下見での安全チェックの大切さが分かった。万一に備えて安全管理講習や救急法を身につけるけることの大切さが分かった...など。多くの気づきの声がありました。       

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 午後から雨の予報でしたが、研修の最後までお天気はもってくれました。本日のテーマは安全管理。まずめざしたのは瓢箪山稲荷。そこから住宅地をぬけハイキング道へ。そして神津嶽の展望台へ。その道々でどのような危険があるか考えながら歩きました。山道はクマノミズキの花盛りで、他にもテイカカズラが見事でした。 

 昼食後、道中の危険個所やその対策について班ごとにまとめ発表しました。その後のレクチャーで、自然の中では危険が増すことをあらためて意識し、様々な対策があることを学びました。安全でなければ、イベントを楽しんだり、内容に深く入ったりすることもできなくなる。安全管理には細かく心を配らなければならないけれど、一番土台になるところなのだと思います。

 

 道中の自然の観察や、さらに付近の歴史や伝説など、どれも興味深く勉強になりました。下山は暗峠iに続く道を下り、普段使わない筋肉が悲鳴を上げました。(R.O)

2018/5/27(日) 第4回講座「救急法I(救命手当)」

 日赤の指導員の方に来ていただいて救急法の講習をしました。

 市民による救命の連鎖の大切さの話を聞いた後、傷病者にたいして先ず自分の身の安全を確保した上で、反応の確認や呼吸の確認をして人工呼吸の仕方と心臓圧迫ができるように練習しました。
 続いてAEDの操作を学んだ後、一連の作業を仲間と連携してきるようにチームを組んで練習しました。ふり返りでは、昔やったことがあるが忘れている。繰り返して練習することが大切だと思う。現場で実際にできるか心配。人が倒れていたら何かできそうな気がするなど。参加者全員が有事に備えることの大切さを学びました。 

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 救急法は、20数年前に消防署主催の講座を受講して以来で、見事に忘れてました。特に自分の安全確保から全身状態の確認、反応・呼吸の有無の確認までは初体験の様でした。日常的に使うことがないのでなかなか記憶に残らないのでしょう。

  AEDに関しては当時は普及してなかったので今回が初体験。今日は講習という事で落ち着いて出来ましたが、いざそういう場面に遭遇した時、冷静に行動出来るのか?まだまだ不安がいっぱいです。

 出来れば今日の講習が必要となる場面に遭遇したくは無いですが、いざという時に役立てる様になりたい。せめて不安を感じなくなれる様にはなりたいと思いました。今日の講習では救命の連鎖の大切さ、折に触れ何度も繰り返し講習を受ける事の大切さを学んだ様に思います。(K.S.) 

2018/5/13 第3回講座「自然解説をしてみよう」ちはや園地

大阪府の最高地点で      
大阪府の最高地点で      

 朝からあいにくの雨模様で、園地へ到着する頃には本格的な雨になってしま

いました。

 午前中はちはやチームスタッフによる自然解説デモを実施。雨の中できるの

かどうか危ぶまれましたが、ブナの樹幹流の様子など雨の日ならではの自然観

察ができ、かえって貴重な体験ができました。

 雨が激しくなる前に研修を進めようと自然解説デモも時間を短縮する予定で

したが、始まってみるとちはやチームスタッフの解説が止まりません!...いや

解説というよりもいつもの観察魂に火がついてしまい、ブナの実生の観察に歓喜の声が流れました。受講生からは「なぜスタッフの皆さんがそんなに感動できるのかわからない?!」と驚きの感想がありました。
 それでも受講生の皆さんはスタッフの解説に耳を傾けながら、雨で濡れるメモ用紙に一生懸命メモを取っていました。

 午後からは、受講生による解説体験。午前中観察した中から解説できるもの

を選んで解説してもらいました。あいにくの雨で、現場での自然解説体験とい

うわけにはいかず、室内でプロジェクターの写真を見ながら各自解説。
 マムシグサやブナなど、短時間で調べた内容をもとに解説しましたが、皆さ

ん初めてにしては堂々と解説されていました。

 最後にインタープリテーションについてや、自然解説の進め方などについて

座学で研修しました。

 帰るころにはさらに雨が激しくなり大雨注意報が発令され、雷も鳴り、全員

急いで帰途につきました。

 今回は悪天候のせいか欠席者が多く、参加4名という寂しい講座になりましたが、参加された皆さんはあまり経験できない「雨の日の自然」という貴重な体験ができたのではないでしょうか。(ogi)

(ふり返り)

・これまでブナの木に水が流れる様子は見たことがあるが、そういう風に言うことや仕組みがわかった。
・初めてブナの樹幹流を見て感動した。雨の中参加してよかった。

・これまで植物にはあまり興味がなかったが、今日の研修を受けたことで、自分が自然の仲介者になれたらいいなと思った。

・スタッフの皆さんがブナの実生の姿に子どものように感動して写真を撮る姿を見て感動した。自分も早く同じ感動を共有できるようになりたいと思った。

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

「5月13日開催第3回の講座を振り返って」

 今回の研修は雨天に行われたこともあって、一般のハイカーが少なく、私共が独り占めで園地の自然を楽しむことが出来ました。

 先ず、前回のほしだ園地で眼にした木々とは異なり、金剛山のブナ周辺の豊かな植生は酸素密度が濃く、陽の当たらない茂みは「森の精」の存在を感じさせる空間でした。

 季節毎に変貌する「マムシグサ」やその実が弾ける「ムラサキケマン」も興味深かったが、やはり印象的だったのは雨水が「ブナ」の幹を流れる樹幹流は「ブナ」が「緑のダム」と呼ばれる所以を垣間見た思いです。

 森に恵みを与える「ブナ」は杉や檜と違って直接人間に益をもたらす用材ではなかったことから「木」偏に「無」と漢字で表されるが、私個人はこれから敬意を持って「ブナ」を「木」偏に「有」と表現したい。

 最後にミュージアムの星見台から望んだ、雨天に霞む台高と大峰の山々が美しかった。(T.S)

 当日の資料: 「自然解説をしてみよう」  

2018/4/21 第2回講座 「自然を見てみよう」 ほしだ園地

 2回目の講座ではいよいよ実際にフィールドに出て様々な自然の観察を行いました。

 午前中はお互いを知り絆を深めるためのアイスブレイク、林の中での腐葉層の観察、ピトン小屋に至る道中での様々な植物をルーペを使っての自然観察など体験しました。

 午後は引き続き星のブランコまでの管理道での自然観察、森全体や森の中の樹木・草本の観察を体験し、八ツ橋において「観る目」を養うためのネイチャーゲーム<カモフラージュ>とレイチェルカーソンのセンスオブワンダーの言葉、そして「自然の見方」についての講義を第2回目の最後のプログラムとして受講しました。終日雲一つない快晴で、日陰に入ると頬を撫でる快い微風が吹いていました。

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

  頂上を目指して登る生駒の山々からも、若葉の美しさや小さく咲く花々に目を楽しませてもらっていました。でも、踏みしめる積み重なった落葉の下に、幾層もの落葉で作られた世界を観ることはなかったです。足の下にも、見えていないたくさんの生き物がいて、それぞれの営みがあるという驚きは大きな発見でした。 名も知らぬ鳥のさえずりに耳をすませ、ふわふわ、ザラザラ、ベトベトと様々な感触の葉たちにふれ、イタドリの甘酸っぱさを味わい、きゅうり草のにおいをかぐ。目、耳、鼻、舌、皮膚のからだ の全感覚を働かせ、自然と出会いなおした第2回講座。驚きに満ちた自然を通して、眠っていた自分の感覚と意識が目覚めた一日になりました。(I.H) 

当日の資料: 「自然を見てみよう」、「センスオブワンダー」より

2018/4/8  第1回講座 「開講式」、「自然の大切さを考えるワークショップ」

ワークショップの様子
ワークショップの様子

 H30年度のパークレンジャー養成研修の第1回講座「自然の大切さを考える」が実施されました。

 午前中は開講の挨拶の後、アイスブレイク。そして午後の自然の大切さを考えるワークショップでは、最初は皆さん戸惑いも感じられましたが、徐々に話が進むようになりました。改めてなぜ大切なのかを考えてもらい、最後に「自然を大切にするために私の伝えたいこと」を

                 まとめて発表してもらいました。

 ここで今回参加された講座生より一言・・・。

 パークレンジャ―に向けての第一回講座を受けました。どのような活動をするのか、また自分自身がどの程度貢献できるのか、まだわからないことばかりで不安でした。しかし、たくさんのスタッフさんのお話を聞き、経験を教えていただき、その不安は少し和らぎました。スタッフさんのご配慮ありがとうございました。

 本日のテーマは少し難しかったです。『自然とは?、『自然の大切さをどのように伝えるか?など壮大なテーマでしたが、いろいろ助言をいただく中でリラックスして考えることができました。その中で、私自身が考えたことは、自然に対しての感謝です。生かされている命、連綿と続く命のもとにあるのが自然であると考えました。私自身が感謝の気持ちを持ち続けながら、今後講座を受けて行きます。今後ともよろしくお願いします。(K.K)

 当日の資料 : 「自然の大切さを考える」、「私の伝えたいこと」 

 

リンク

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