2012年度育成指導部活動報告

1/20(日) (スキルアップ講座)新年“おいしい”会

1/20(日) JPAの合同新年会「新年“おいしい”会」が参加者29名(お子様2名)でくろんど園地にて開催されました。これは野外料理の新たなメニューへの挑戦、そしてJPAメンバーの交流を目的に有志により企画されました。

今回のメニューは、「ローストチキン・和風ローストチキン・豚肉のポットロースト・かぼちゃの肉詰め・蒸し野菜・もちピザ・芋煮(2種類)・焼きりんご・石焼いも・そして燻製達」と、超豪華!6班に分かれて、それぞれに与えられたミッション(料理)をテキパキとこなし、出来上がり。どれも最高においしかったです!そして念のため持ってきたおにぎりが不要なくらいおなかいっぱいになりました。

お楽しみイベントの「木登り体験」もあり、おいしいたのしい新年会となりました。

今後もこのような企画を通して学び合い、交流を深めていける機会があればいいなと思います。

今回の企画の世話人の泉谷さん、中島さん、ありがとうございました。

11/10(土) (PR養成講座)第11回講座「ふり返り」

ふり返りの様子
ふり返りの様子

 今年度の養成講座の最終日、16名の講座生が参加してふり返りの講座が実施されました。パークレンジャーの役割や活動の考え方についての話を聞いた後、全員に終了証が手渡されましたが、これで終わりではなくこれからがレンジャーとして本当に学ぶことの始まりであることを確認しました。

 引き続いて講座を終了の懇談会では、講座生から長いようで短い講座てあったこと、講座に参加して自分の体や心が前向きになったこと、講座を通じて仲間の結束ができたことなどのコメントがありました。尚、最終の講座終了者は19名で全員が日本パークレンジャー協会に入会いただきました。今後各園地チームでは新しい方々の受け入れをよろしくお願いします。 

10/28(日)(PR養成講座)第10回講座「里山保全・森林整備」

 10/28(日)、最後のフィールド講座「里山保全・森林整備」がくろんど園地にて開催されました。JRの河内磐船から「かいがけの道」を通り傍示の里山を見ながら、くろんど園地へ。イベント企画が終わり、解放された感のある皆さん。あいにくの雨でしたが、どこか足取りが軽かったようです。里山整備の意義を座学で学んだあと、実際にのこぎりを使って木の倒しかたの基本を学びました。やがて雨も上がり、今度はJPA森林整備チームが活動している森へ移動しヒノキの伐倒を見学しました。一本のヒノキが倒れた瞬間、皆さんは何を感じられたのでしょうか。森は関われば関わる程、いろんな発見や驚きがあります。森林整備の活動のように森に少し深く入ってみるということを通して、知識や関心の幅が広がればいいですね。

10/20(土), 21(日) (PR養成講座)第9回講座「催しの実施」

 10/20 Aチームの催し 「丸太の輪切りと木の実で楽しいクラフト」

 10/21 Bチームの催し 「ネイチャークラフト体験」

 10/20, 21に第9回講座「催しの実施」がほしだ園地で行なわれました。催しは2チームに分かれて計画から、広報、準備、下見、本番と実施していただきましたが、どちらのチームも催しは丸太切りと自然材料を使ったクラフトで、いずれの催しも家族連れで大にぎわいとなりました。

 ふり返りでは、反省点として刃物やグルーガンの扱いで注意が足りなかったこと、材料の解説が十分できなかったことなどがありましたが、皆で協力して最後までできて良かったこと、子ども達のユニークなクラフトをみて創造力に驚かされたこと、自分達も楽しんでやることができ、またお客さんから楽しかったと言ってもらい嬉しかったなどの感想が出ました。

 受講生の皆さんは今回の催しの実施を通じて、全員で計画をまとめることや安全に配慮することの大事さを学び また自然の大切さを伝えることの意味を学んだようです。今後もこの経験を忘れずにこれからの活動に生かして欲しいと思います。(た)

9/9(日) (PR養成講座)第8回講座「救急法Ⅱ」

 9/9(日)に「救急法Ⅱ」がくろんど園地をフィールドに実施されました。まず園地内で遭遇が想定される危険な動植物に関する知識・対処法や、食中毒に関する基本的な知識などを学びました。その後三角巾を使った応急処理の方法、そして傷病者の搬送方について実践しながら学びました。1枚の三角巾が負傷場所に応じて適切に手当てできること、また状況に応じて身近にあるものを利用して対応できること、傷病者への配慮など実践に非常に役に立つ知識を学ぶことができ、皆さん真剣に研修を受けておられる姿が印象的でした。また“ボランティア活動で一番大切なのは「こころ」である!”という講師の言葉が印象に残りました。(よ)

9/8(必修研修)「救急法Ⅱ」

 9/8(土)に「救急法Ⅱ」がくろんど園地にて実施されました。まず草原広場では三角巾を使った様々な応急手当の方法を再確認。その後、実際に怪我人が発生したという想定で、草原広場から第2キャンプ場までの怪我人の搬送をシュミレーションしました。午後からはこの救急法を含む必修研修の必要性や運営方法などを、園地チーム毎に意見を出し合いました。安全対策の必要性は共通認識として確認できましたが、JPAとしてどのような方法で実施するのが一番効果的なのか、或いはそれを遂行する上でどのようなルールづくりが必要なのか、今後の課題として考えていく必要性を感じました。

9/1, 2  (PR養成講座)第7回講座「催しの企画と実施」

 まだ残暑が厳しい中ですが、9/1(土)、9/2(日)に「催しの企画と実施」の宿泊講座が開かれました。1日目は座学で、企画の基本は「思いを形にする」ことを中心に、企画を進めるプロセスや催しの流れを学び、午後はほしだ園地に移動して2チームに分かれて翌日の催し実践の下見。両チームとも喧々諤々意見を出してまとめをしている様子が印象的でした。夜はいわふねの里で夕食休憩後、懇親会をしましたが、自己紹介では今まで知らなかった一面を知り話が弾んで大いに盛り上がりました。2日目の催しの実践では、両チームとも自然観察をテーマにした催しを実施していただきましたが、ふり返りでは本番での緊張感や、伝えることの難しさ、考えと実際との違い、下見の重要性やお客さんとの対話が大切であることなど身をもって感じたこと。またしんどい中にも皆でまとめて行く楽しさもあることなどのコメントがありました。 (た)

7/14(土) (PR養成講座)第6回講座「救急法Ⅰ」

 第6回講座「救急法Ⅰ」が、環境情報プラザにて18名の講座生が参加して実施されました。活動中にもし傷病者が発生した時に、私達はなにをすべきなのか。そのときに適切な処置ができるように正しい救急法の知識と技術をこの研修で学んでいきました。午前中は、救急法の基本的概念や救急車が到着するまでの間の救急処置の方法、注意点を学びました。午後からは実践を中心に心肺蘇生法(CPR)とAEDの使い方について学びました。 救急法はパークレンジャーの活動だけに関わらず、日常的な場面でも役立つ技術だけに皆さん熱心に受講しているのが印象的でした。 (よ)

7/8 (必修研修)「救急法Ⅰ」

「救急法Ⅰ」では心肺蘇生法とAEDの使用について実践を中心に学びました。人工呼吸と心臓マッサージからAEDの使用まで一連の救急処置を、実際の場面を想定して確認しました。いざやってみようと思うと忘れてしまっていることも多く、やはり毎年開催する事の必要性を感じました。

今回の研修ではさらに、活動地におけるAEDの設置場所の確認や電話が通じる場所・手段の把握、救急車を呼ぶ際に事故発生場所の説明ができるようにしておくことなど、緊急事態の際に気をつけておくべき重要な点が共有されました。

6/28(木) (スキルアップ講座)植物の同定方法

 6/28(木) 「植物の同定方法」の講座(自由参加)が、23名(現役レンジャーと養成講座生合計)の参加で、森ノ宮の環境情報プラザで実施されました。 講座では、各自葉を一枚もらい絵に描いて観察、それから同じ葉と思われる人同士が集まり更にその特徴を絞り込んで行きます。そして葉の特徴の見方や、単に形だけではなく、色や匂い、感触、葉の付き方、樹皮など多面的な情報が植物の同定(見定める)の手がかりになること。また図鑑だけに頼らず、自ら観察を繰り返して興味を持って調べることが植物を知る早道であることを学びました。(た)

6/3(日) (PR養成講座)第5回講座「安全管理」

 第5回講座「安全管理」が、なるかわ園地で20名の講座生が参加して実施されました。この日は、先ず瓢箪山駅から、らくらくセンターハウスまでハイキングしながら、人を案内する立場で、どんなことに注意して歩けば良いのかを考えて歩きました。園地に着いたら、職員さんに必ず挨拶することや自然の中に入らせてもらうと言う心構えが大切。午前中は、歩きながら気づいた安全注意事項をそれぞれ発表しあい、安全管理とは何かを自ら考えました。午後は、園地の中にある危険な動植物を確認して歩きましたが、最後に講師から、危険な動植物はいなくなれば人にとっては安全かも知れない。しかし、

それは本当に私たちにとって良いことなのかどうか考えると言う課題をもらいました。(た)

6/2,3 (必修研修)「安全管理研修」

 今年の安全管理研修は、講師が講義をして終わりではなく、受講するレンジャーが自ら安全管理研修を企画・計画・実施すると言うもので、4グループに分かれてそれぞれ2チームが研修を実施する側、受ける側両方の役割をして研修を進めました。今回の研修を通じて、多くのレンジャーが安全を自分のこととして考えるようになったこと、安全について複数の目で見ることが大切であることなど、講義する側、受ける側の双方の立場に立って多くの気づきがあったことが報告されました。講師側からは、自らの気づきを今後の活動に生かして欲しいこと、このような研修計画も催し計画と同じで、全員の協力と、伝えたいことのストーリーをしっかり持つことが大事とのアドバイスをもらいました。 

5/20(日) (PR養成講座)第4回講座「インタープリテーションをやってみる」

  第4回講座「インタープリテーションをやってみる」が、むろいけ園地で講座生19名が参加して実施されました。午前は、前回講座「インタープリテーションって?」の復習してから、フィールドに出て解説事例を三つ聞いたあと、実際に自分でやるテーマを探しに行きました。午後は3班iに分かれて自分のテーマを数分で解説していただきましたが、改善点はあるものの、皆さん初めてとは思えない話しぶりでした。ふり返りでは、勉強して引き出しをたくさん持っおくことや準備や下見をしっかりすること、また自分の言葉で話すことや人の話が参考になるなどの感想がありました。さいごに講師からは一方向の話しでなくお客さんとの対話を大切にして、お客さんの発見や気づきから伝えたいことをまとめると良いなどのアドバイスをいただきました。(た)

5/10(木) (PR養成講座)第3回講座「インタープリテーションって?」

 第3回講座(夜間座学)が環境情報プラザでありました。「インタープリテーションって?」と言うことで、いよいよ養成講座も核心部に入ってきました。講座は「動物交差点」のゲームで始まり、一通り自分が誰なのかが分かって場が和んだあと、課題の一つ「アカゲラ」の話になると、皆さん講師の解説を食い入るように聞いていました。今回の講座では、インタープリテーションの流れや構成の仕方を学ぶと同時に、見えるものから見えないものを伝える=「自然の大切さを伝える」活動と言う考え方を学んでいただきました。次回はいよいよフィールドに出て実践です...。

4/22(日)  (PR養成講座)第2回講座 「自然を見てみよう」

 この日は雨模様の中、くろんど園地まで、色々なものを五感で見つける自然のビンゴをして歩きました。午後はすいれん池休憩所で、「見ると観るの違い」を聞いた後、森を遠くから見たり、近づいて見たりして「自然の見方・考え方」を学びました。また自然の大切さの講義では、なぜ自然が大切なのかワークショップで話し合いをして発表してもらいました。

 講座のふり返りでは、「今まで自然を見ているようで見ていなかった」、「色々なものが自然観察から見えてくることが分かった」、「落ち葉の層を実際にめくってみて、その変化の様子に感動した」、また「自然の大切さが分かっているようで分かっていなかった」などなど、講座生全員が自然の見方や考え方に気づきや発見を得て、熱くその思いを述べていたのが印象的でした。 (た)

4/15(日)  (PR養成講座)開講式と第1回講座 「ボランティアとレンジャー活動」

 4/15日、港近隣センターで2012パークレンジャー養成基礎講座を開講しました。

午前中は「ボランティアとは」、「何故ボランティアをするのか」を学び、ボランティアをする時の心構えを受講生の皆さんに考えてもらいました。午後はパークレンジャーの活動紹介と活動目的を説明した後、「自然の大切さ」をどのようにして伝えたら良いかを話し合って発表してもらいました。

 ふり返りでは、受講生同士のふれあいができて良かった。ボランティアは自分のためにやるという意味が分かった。またパークレンジャーの活動では、「知の循環」が大切だということが分かったなどのコメントがありました。(た)

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