No.9  生きものはどうして春を知るか?

ヤマアカガエルの卵塊(くろんど園地)
ヤマアカガエルの卵塊(くろんど園地)

          暦の上ではは立春を迎えました。このごろ近くの山並みを見ると冬枯れの山肌が少し赤みを帯びてきたように思います。

2月も中旬になると園地ではアカガエルやヤマアカガエルが産卵のために水辺に出て来るようになります。

人は暦を持ち、季節の変化を感じて春が近づいているとを知ることができます。さて、暦を持たない自然の生きものたちはどのようにして春を知るのでしょうか。


 春は生きものたちにとって、繁殖をするために大事な季節です。生きものたちが春を感じて活動を開始するには何か体内にカレンダーを持っていると思われますが、その仕組みは一体どのようになっているのでしょうか。
 
 昆虫などの変温動物は、自分が活動開始できる温度(5~10℃)を起点温度として、その温度からの上昇分を毎日積算して、合計の値が180~200などの数値になると春だと認識するそうです。また野鳥などの恒温動物では、昼の時間が長くなると体内に分泌されるホルモンの種類や量が変わって春を感じます。植物では、気温と日の長さを測っていると言われていますが、葉が日の長さを感知してホルモンを出すと言われています。

 

 アカガエルも寒い中、土の中で温度変化を測りながら春を感じ取って産卵のために水辺に出てきますが、さすがに2月の外界はまだ寒く、産卵を終えるとまた土に潜って眠るそうです。(H26/2 た)

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