この夏、我が家の庭の隅に、はじめて見るつる性植物を発見しました。
可愛い黄色い花をつけています。種はどこから運ばれてきたのでしょうか?
以前、園地で出会ったトキリマメ?と思い、周辺の下草を刈り、育ててみることにしました。葉の形や花の色だけでは区別がつきにくい何種類かのよく似たものがある、と教わったので、実をつけるまで観察を続けることにしたのです。
黄色い花のマメ科の野草には、トキリマメ、ノアズキ、ヤブツルアズキなどがあります。我が家のマメの花は、正面から見るとくるん!と渦を巻いたみたいな形で思わず両手で包み込みたくなるような、愛らしさ。
9月中旬になって、待ちに待った実をつけ始め、細い緑色のさやが伸びてきたので、ヤブツルアズキとわかりました。3~4センチのさやはだんだん熟して黒くなり、乾燥すると縦にはぜて種をはじき飛ばす仕組みのようです。黒いさやの中には5~6個の四角くて黒い実が入っています。普通のアズキの半分の位の大きさです。
最近の研究で、現在のアズキは、ヤブツルアズキを基本種にして、縄文時代から栽培されていた二本の在来種が品種改良されて出来たということがわかってきたそうです。と、いうことは、このヤブツルアズキは食用!!それなら!今年、庭にはじき飛ばされた種からたくさんの芽がでてマメが収穫できたら…是非、ぜんざい作りにチャレンジしたいと思います!!(2021/10/16 泉)
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